1月23日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
こどもの礼拝(9:00-9:40)
主日礼拝(10:15-11:45)
・説教者:中井牧師
・説教題:「自分のうちにある破れを見つめつつ」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝へのご出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は奏楽を聴くのみで歌詞を味わい黙想して下さい。
・教会備え付けの聖書、讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・礼拝堂の人数制限(80人)を行っており、上限を超えるときには礼拝中継を実施しているキリスト会館へとご案内しています。ご了承ください。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
自分と同じ年齢の方を見送るとき、いつまでも自分にトゲが刺さったように記憶されます。神戸教会で担任教師をしていたときに、米国パインメソジスト教会の日語部牧師であった西村篤先生からお電話を受けました。米国ヨセミテ国立公園で「数日前に命を落としたらしい夫妻」の記念式(葬儀式は現地で執り行われた)を神戸で執り行ってほしいという依頼でした。私と同じ年齢でした。彼らは10月下旬に季節外れのブリザードで遭難し、数日間ビバークされていたらしく捜索隊に発見されたときには二人で抱き合って召されていたというのです。長年アウトドアを愛してきた二人は結婚し、起業する志をいだいていきます。神戸の三田の地に地球の学校(アウトドアを通じて地球を愛するこどもを育てる私設の学校)を開設するのが目的でした。仕事が本格化する前に最後のプライベートの登山に選んだのが米国ヨセミテ国立公園だったのです。事故はその時の出来事でした。3月に神戸で執り行われた記念式の弔辞の中で「彼らの死亡時の装備は専門的見地からも全く落ち度がなかった」と明確に語られ、誰もが彼らの名誉を大切にし不運を悲しみました。彼らが生きていたら今頃は…。彼らの志に並ぶものをもって自分はいま生きられているか…。(中井記)