牧師紹介 中井大介(なかい・だいすけ)
とくべつ熱心ではありませんが、私は仏教徒(曹洞宗)の檀家の家庭の長男として育ちました。 私自身がキリスト教信仰を持ったのは大学生のときです。 キリスト教会は、自分にとっては異文化で、とても敷居が高く感じられました。 その思いは、牧師になってからも印象深く記憶しています。 いま、もし同じように感じていらっしゃる方がいれば、私は、それでも「教会にいらっしゃいませんか」と語ります。 私自身はキリスト教の立場から「見えないものの中に、大切なことがある」と信じており、そのことを伝えたいと思っています。 同時に多様な信仰を持つ人々と手を取り合って、一緒に生きることが良いことだと感じています。 出会って語り合い、初めて発見できることの中には、豊かさや慰めや和解の恵みがあると思っています。 教会が、それぞれの人生における交差点や広場であるように願いながら働いています。   プライベートでは、私たちの家庭は二人の子どもの子育てに奮闘しています。 「親の勝手になるのは、子どもに付ける名前だけですよ」とある方に言われました。 その言葉の通り、なかなか自分たちの思うような子育てが出来ずに苦闘する日々です。 それでも、家族と一緒に倉敷の街を散歩したり、いろんな方との出会いを通して励まされながら過ごしています。   倉敷は小さいながらも豊かな文化が息づいている素晴らしい街です。 ぜひ、遊びにいらして下さい。いつの日か、みなさんとお目にかかれる日を楽しみにしています。   牧師 中井大介 牧師   Facebook : https://www.facebook.com/nakaidaisuke
副牧師紹介 林明奎(いむ・みょんぎゅ)
「いむずかふぇ」、ご存知ですか。 毎週土曜、午後5~8時、倉敷教会の喫茶で牧師と副牧師がカフェをしています。 私が生豆から焙煎してドリップした新鮮なコーヒーを一杯飲みながら、お話が盛り上がっています。   私は、韓国出身です。高校1年の時に受洗した私は、その時からいずれ日本へ行って、日本の教会で、日本の方のために働こうとしていました。 主の恵みによって、同志社神学研究科を修了し、教団の補教師試験に合格できたと信じています。 そして、歴史と伝統ある倉敷教会の信徒の方々の招きによって、倉敷教会で喜びをもって仕事をしています。   4月、主日礼拝の司式と説教の時は、自分にとっては母国語ではない日本語を緊張感に包まれながら読み上げました。 毎週土曜の夜は、牧師の指導を受けながら司式の練習を続けました。 今、その時を考えて見れば本当に感謝の時でした。 教会からの盛大な歓迎会は、今も忘れられない感動の瞬間でした。 これから自分の賜物を生かして心から感謝をもって伝道者の働きに励んで参りたいです。   倉敷教会、そして東中国教区のすべての教会が積極的に宣教の働きができ、自分もその隙間を埋めながら助けになればと思います。   どうか、「いむずかふぇ」からのコーヒーの香りが主イエス・キリストの香りと変わり、こつこつ、ますます、実を結ぶようにと祈ります。   じゃ~、コーヒー一杯いかがですか。   (「日本基督教団東中国教区ニュース」第166号) 副牧師 林 明奎
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伝道師紹介 大槻聖神愛(おおつき・あんな)
大学2回生の夏、不思議な力に導かれるようにして、この岡山県中部地区の夏期伝道実習にやってきました。 この倉敷教会で人生初の奨励をさせていただいたことを、昨日のように覚えています。 その年のクリスマスに洗礼を受け、現在に至るまでのこの道へと歩みを進めて参りました。   そしてこの度、2021年度より日本基督教団倉敷教会の教師として戻ってくることができたのは、私たちには見えない「主のご計画」の中で用いられているからであると思っています。   この岡山の地は、地域の教会同士のつながりが強く、互いに支え合いながら小さなことにも心をかける「愛のわざ」を感じられる場所です。   与えられた縁(えにし)を大切に、皆様の心の拠り所となる働きができます様、願っています。   大槻 聖神愛(おおつき・あんな)