10月2日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
※礼拝堂建築100周年記念事業として礼拝堂大屋根葺き替え工事(工期7月18日~10月12日頃)が進んでいます。礼拝は当面、会館1階を会場に執り行います。
こどもの礼拝(9:00-9:40)
主日礼拝(10:15-11:15)
・説教者:中井牧師
・説教題:「まことの心とは」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝へのご出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は奏楽を聴くのみで歌詞を味わい黙想して下さい。
・教会備え付けの聖書、讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・礼拝堂の人数制限(80人)を行っており、上限を超えるときには礼拝中継を実施しているキリスト会館へとご案内しています。ご了承ください。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
礼拝堂の外観を覆っていたすべての幕がおろされました。倉敷教会「新会堂」は100年に亘る経年で薄まっていた色彩がよみがえりました。幼稚園入口上部や、スロープ2階脇にあった外灯もアンティーク調のランプになっています。このたびの大屋根改修工事にあたっては、これまでのカラーベストに代えて創建時の天然スレートに戻りました。理由は、カラーベストのように経年劣化せず半永久的な素材であること、想定されたほどには重量が増し加わらなかったこと、施工業者が倉敷教会の歴史的な改修事業に参与するための仕事をしたいと願い出てくださったことなどがあります。大屋根の葺き替えが完了したいま、教会の屋根を覆う天然スレートは一枚一枚が個性的に存在しています。雨天時の漆黒の色彩は本当に美しいです。礼拝堂を構成している北木島の花崗岩の一つ一つと同じように、素材がそれぞれに唯一無二でありながら、個性が統合して一つの建物を構成しています。使徒パウロの身体的教会観では、「体は一つでも、多くの部分から成り」、「キリストの場合も同じです」、「あなたがたはキリストのからだであり、一人一人はその部分です。神はご自身のために、教会の中でいろいろな人をお立てになりました」と語ります。気候のよい季節の施行もありえた中で幼稚園の保育を優先するためにあえて灼熱の時期に屋根工事を請け負ってくださった職人の方々が無事であったこと、そして、創建時の外観がよみがえったことを神に感謝したいと思います。(中井記)