11月28日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
こどもの礼拝(9:00-9:40)
主日礼拝(10:15-11:45)
・説教者:中井牧師
・説教題:「まだ時は来ていない」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝へのご出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は奏楽を聴くのみで歌詞を味わい黙想して下さい。
・教会備え付けの聖書、讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・礼拝堂の人数制限(80人)を行っており、上限を超えるときには礼拝中継を実施しているキリスト会館へとご案内しています。ご了承ください。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
山本東洋男さんの葬儀の前日である11月13日(土)の午後、美和のご自宅でお棺の東洋男さんを囲んで懐かしい友人方と語らう時が与えられました。昔の写真や、様々な記事や原稿、そして思い出の数々。かつて美和の家に行けば、必ず誰かが居て、つねに賑わっていました。昼も午後も夜も東洋男さん、美代子さんの他に誰かがいて何かなさっている。初見さん同士がお鍋を囲んでいたり、仲間が麻雀をしたり、意外な人が東洋男さんのごはんをこしらえていたり。美和の家で出会い結婚した人もいたとか。東洋男さんと美代子さんのお宅は大勢の人生の交差点であり広場であったということです。同時に、何かをしたいと思うときに誰かに助けてもらうだけでなく、自分のタイミングで実行できることこそ本当の自由だと理解していた東洋男さんが肢体不自由という条件を補い、自分の自由を実践するために、自分自身の意思を表現できる環境を生涯かけて構築したともいえます。美和の家と、そこに集う方々と、東洋男さんは総体として「ひとつの体」だったのであり、それはコリントの信徒への手紙第一12章の証しそのものでした。神様が倉敷教会に希有な証しをする機会を与えてくださいましたことを、心より感謝します。(中井記)