2月19日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
こどもの礼拝(9:00-9:40)
主日礼拝(10:15-11:15)
・説教者:中井牧師
・説教題:「反復する感謝の恵み」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝へのご出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は奏楽を聴くのみで歌詞を味わい黙想して下さい。
・教会備え付けの聖書、讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・礼拝堂の人数制限(80人)を行っており、上限を超えるときには礼拝中継を実施しているキリスト会館へとご案内しています。ご了承ください。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
去る2月7日(火)に敬愛する神戸東部教会主任牧師の古澤啓太さんが召天されました。49歳でした。5年前に重病を発せられ治療を続けながら牧会されました。日本基督教団という多様な教派的伝統を集約した合同教会の中で、様々な方面を執り成すことのできた希有な存在であり、私の頼りとする牧会者のお一人でした。フットワークの軽さで教区をまたいだ問安活動を行い、関西にある関西学院と同志社という神学部をもつ総合大学の仲間をつなげる働きに情熱をかけた方でもありました。病のために体の自由が制限されるようになると、毎週SNSに記事をあげ、祈りを捧げて下さいました。その祈りは日を追う毎に透明感を増し、神へのまっすぐな執り成しの祈りに収斂されていきます。2月5日(日)にも「いつもと変わらない」祈りがささげられました。「きょうより始まるひとめぐりの週を歩むみなさんに御加護がありますように、そしてもちろん私にも」。会堂に安置された棺に眠る彼は、右目をうすく半眼にしていました。その目の奥を私もずっと眺めていました。棺の側に、いつまでもずっと居たかったと、この文章を書いている瞬間も思っています。今も目を閉じると、半眼の彼と相対することができます。会堂には大阪時代に隣の教会で仲間であった宮岡信行牧師もおられ、一緒に神戸東部教会を後にして阪急春日野道駅まで同行しました。こんなときだからと、今までにしたこともない握手を互いに交わし、互いに祈りをもって別れました。悲しみの中にあって、神への感謝しか捧げる言葉が見つかりませんでした。(中井記)