3月19日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
こどもの礼拝(9:00-9:40)
主日礼拝(10:15-11:15)
・説教者:中井牧師
・説教題:「主の貧しさと信仰の豊かさ」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝へのご出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は奏楽を聴くのみで歌詞を味わい黙想して下さい。
・教会備え付けの聖書、讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・礼拝堂の人数制限(80人)を行っており、上限を超えるときには礼拝中継を実施しているキリスト会館へとご案内しています。ご了承ください。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
3月9日(木)は、一日中、涙を流して過ごしました。教会の姉妹方が駆けつけてくださり、杉本利弘さんと長い時間一緒に過ごして下さいました。みんなで祈り、涙を流し、利弘さんが佳代子さんを大事になさっていたことを改めて知りました。翌日、少しすっきりとした利弘さんが、佳代子さんの遺影をつくるためにご自宅から写真を選んでこられました。それが葬儀式のときに飾られたお写真です。
この遺影のもとになった本来のお写真には、旅行先で、佳代子さんの半歩さがった左側のお隣に利弘さんが写っておられます。ちょうど佳代子さんの背中から、佳代子さんを守るような立ち位置で、本当にお優しい表情の利弘さんが写っているのです。佳代子さんのお顔は、完全なやすらぎ、自分を大事にしてくれる最愛の人が背後に居る安心といのちの充実を基として生み出されている表情です。人生は旅でありながら、自分のことを一刻も見失うことなく見つめ続けてくれる人と一緒に歩んだ旅、そのような旅を歩み続けている女性の美しいお顔なのです。私は、このお写真を通して、お二人がお互いを信頼して愛し合われたご夫妻なのだと理解しています。たとえ人生は浮き草のような旅でありながらも、その旅路は、仲睦まじい道のりであったのです。「私は山々に向かって目を上げる。私の助けはどこから来るのか?」「あなたの助けは主のもとから、天と地を創られた方のもとから訪れるのです」(詩編121編)。主を仰ぎ見た人生、最愛の伴侶を与えられたご生涯、まどろむこともなく眠ることもない主が包み込んで下さった御恩寵のすべてを感謝します。(中井記)