4月10日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
こどもの礼拝(9:00-9:40)
主日礼拝(10:15-11:45)
・説教者:林副牧師
・説教題:「主のひとみ」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝へのご出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は奏楽を聴くのみで歌詞を味わい黙想して下さい。
・教会備え付けの聖書、讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・礼拝堂の人数制限(80人)を行っており、上限を超えるときには礼拝中継を実施しているキリスト会館へとご案内しています。ご了承ください。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
青山学院大学の落合功教授が最新の『青山学報』に倉敷の街並みと倉敷教会に触れた記事を書いて下さっています。いまから100年前に倉敷教会礼拝堂が竣工した頃のこと、1924年8月16日に、礼拝堂でマンドリンの演奏会が開催されました。青山学院音楽部の主催で午後7時30分から開演するというのです。この学生はもともと津山出身で青山学院の音楽部幹事を務めていました。マンドリンとギターの名手で、さきの5月に東京の日比谷音楽堂で開催された演奏会でも喝采を浴びるほどの奏者でした。この記事を書かれた落合先生は2021年7月に倉敷に取材に来て下さったのですが、そのときに私も約100年前の山陽新聞の記事を調べ、倉敷教会でコンサートの開催について触れられた記事を確認いたしました。この当時の新聞を眺めてみると、当時の岡山県下では渇水が拡がっており、あちらこちらで水不足に悩まされているという話題が掲載されていました。今から100年前というとずいぶん昔のように感じられますが、そこには人の暮らしの息づかいが感ぜられ、活字を通して過去の倉敷の姿がいまにつながるような感想を持ちました。なによりも当時の青山学院の学生がマンドリンコンサートを開催した会場となった倉敷教会の礼拝堂に「いま私たちは在る」という時空を越えた感慨こそ、神様が備えて下さった創造の恵みなのだといえるでしょう。(中井記)