5月15日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
こどもの礼拝(9:00-9:40)
主日礼拝(10:15-11:45)
・説教者:林副牧師
・説教題:「生ける石、聖なる民」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝へのご出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は奏楽を聴くのみで歌詞を味わい黙想して下さい。
・教会備え付けの聖書、讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・礼拝堂の人数制限(80人)を行っており、上限を超えるときには礼拝中継を実施しているキリスト会館へとご案内しています。ご了承ください。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
夏も近づく八十八夜、5月2日(火)は立春を起算日として88日目にあたり、この日に摘むお茶は特別に美味しいとされています。喫茶シャロンの店主をして下さっている石川慶彦さんの住まいが岡山市北区御津にあり、敷地内に茶の木があります。以前から茶摘みのお手伝いをするお約束をしており、まさに八十八夜に当たる日に娘と伺いました。当日、私たちがお手伝いしたのは茶の木の先端の一芯二葉の部分を茶葉として積んでいく作業です。お茶の種類によっては一芯三葉や四葉にまで広げて収穫することもありますが、最高級といわれ収穫高のとても小さい一芯二葉、ほんとうにやわらかい部分だけを収穫しました。茶の木も日当たりによって同じ一芯二葉でも生育が少しずつ違います。どちらかというと陰にあたるところで生育する茶葉は白く透き通っていて柔らかく良質なようでした。実際に、玉露やかぶせ茶と呼ばれる種類の茶葉は収穫前からあえて茶の木を遮光することで人工的に良質の茶葉を育てる工夫をしています。収穫したばかり柔らかなベビーリーフを口に含むとふっくらとした甘さと苦さが拡がります。収穫した茶葉は洗ったのちに発酵させてようやく紅茶になります。本当に小さなひと匙を慈しんで楽しめるこころを育てていきたいと思います。(中井記)