7月2日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
こどもの礼拝(9:00-9:40)
主日礼拝(10:15-11:15)
・説教者:中井牧師
・説教題:「主イエスの一本道」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝堂・会館などに出入りする際には手指消毒を徹底してください。
・礼拝出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は小さな声で歌ってください。
・教会備付の聖書と讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・会館2階でも礼拝中継を実施しています。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
6月と7月は牧師就任式が執り行われるシーズンです。岡山県でも岡山教会と高梁教会が、それぞれに牧師を招聘し就任式を挙行なさいます。どちらの教会も倉敷教会とつながりの深い教会です。現在、私たちが所属している日本基督教団は、日本における最古のプロテスタントの合同教会ですが、合同というのは教派を越えて一緒になったという意味で用いられています。岡山教会も高梁教会も、もちろん倉敷教会も、旧教派的な伝統でいえば日本組合基督教会という流れに属しており、明治初期に神戸から京都や大阪、瀬戸内海を囲むように中国地方や四国地方、九州東岸、そして熊本に根付いていった教派であり、かつては組合教会と呼んでいましたが、現在では会衆主義教会(コングリゲイショナルチャーチ)と呼ばれています。会衆主義教会の初代の精神的支柱として同志社を設立した新島襄と梅花女学校を設立した澤山保羅の二人の宣教者がいます。そして、それぞれ初期から海外ミッションの支援に頼らずに自立した教会形成を努めていく主張をなさいました。そのために、会衆主義教会は自主・独立の精神が強く、各個教会の主体的な判断を優先していくという気風をもっています。同時にフェローシップ(仲間であること)という意識を大切にしており、独立した主体的な存在として他に寄り添うという自由をもっています。合同教会の豊かさというのは、このような旧教派的な伝統を自覚しつつ、多様な教会理解をもつ仲間とともに、それぞれが「自分らしく」真剣に向き合うところから生じてくるのではないかと思っています。(中井記)