8月21日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
こどもの礼拝(9:00-9:40)
8月7日~21日 夏休み
主日礼拝(10:15-11:15)
・説教者:中井牧師
・説教題:「塩を持ち、生きよ」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝へのご出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は奏楽を聴くのみで歌詞を味わい黙想して下さい。
・教会備え付けの聖書、讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・礼拝堂の人数制限(80人)を行っており、上限を超えるときには礼拝中継を実施しているキリスト会館へとご案内しています。ご了承ください。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
倉敷教会では毎年8月第一週に平和聖日礼拝を執り行います。本年は「小さな学校」の早瀬顕子さんをお招きして環境問題と平和学についての学びをいたしました。今の私たちの暮らしに溢れているプラスチック製品は、私たちが使用しなくなってから地球上で私たちの意図を打ち消して環境に馴染んでいくまでに分解される時間が膨大にかかるものです。これを一例として、私たちの暮らしは今という瞬間に資源が集約されていて、次世代の人類が用いるための資源を先取りし、また私たちの暮らしが排出するゴミが次世代の人類への負荷を高める構造を持っています。早瀬さんは、できるだけゴミを作らない暮らし、次世代への負荷を大きなものにしない暮らしというものを工夫して実践されており、今では電気もガスも用いない暮らしをなさっています。環境学のエキスパートである早瀬さんを前にすると、自分の暮らしぶりがいかに消費に依存したものかを実感させられます。ただちに早瀬さんの実践された生活様式に変えていけないことへの焦燥も感じられます。だからこそ、早瀬さんにご来会いただいてお話ししてもらった甲斐がありました。倉敷教会のご近所で、環境学に基づく暮らしを実践されている早瀬さんとの関わりによって、私もまた少しずつ影響を受けていけること、環境への関心を持てるようになること、このような自分自身の変化に気づけることが、学びへとつながっています。早瀬さんご家族とのつながりに感謝します。先達より継承した賜物を、次世代に受け渡していく立場にある私たちは、よきバトンランナーであるかという信仰の命題にも似た学びの時でした。(中井記)