9月18日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
※礼拝堂建築100周年記念事業として礼拝堂大屋根葺き替え工事(工期7月18日~9月末頃)が進んでいます。礼拝は当面、会館1階を会場に執り行います。
こどもの礼拝(9:00-9:40)
主日礼拝(10:15-11:15)
・説教者:中井牧師
・説教題:「心と知恵と力を尽くして」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝へのご出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は奏楽を聴くのみで歌詞を味わい黙想して下さい。
・教会備え付けの聖書、讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・礼拝堂の人数制限(80人)を行っており、上限を超えるときには礼拝中継を実施しているキリスト会館へとご案内しています。ご了承ください。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
元首相暗殺事件以降、旧統一協会のことが連日テレビの話題にのぼっているようです。さきごろ同志社大学神学部長の小原克博教授による解説が朝日新聞と読売新聞に続けて掲載されました。それぞれの記事の論点は同じなので是非ご確認頂きたいと思いますが、私も、その記事に基づいて、最近の街の方々からお尋ねいただく点についてコメントしてみたいと思います。ポイントは「偽装」です。旧統一協会はキリスト教と何が違うのかと問われたときには、教義、献金の点で明確に応えられる基準があります。
教義においては、キリスト教はイエス・キリストと聖書のみが信仰の対象ですが、旧統一協会は文鮮明という人物が救世主であると理解している点で違います。
献金においては、キリスト教は信者の人生や生活を献金に優先しますが、旧統一協会は献金を優先して信者の人生や生活が破滅することに痛みをもちません。
日本において旧統一協会は、霊感商法と合同結婚式で悪名を馳せたカルト教団として信者の人生と人間関係をことごとく破壊していますが、世界においてはビジネスで成功した奇妙な新興宗教と理解されています。旧統一協会は、いまでは世界中で政治や難民支援や平和や家庭、新聞事業や不動産事業などに関わるダミー団体をつくり、非宗教団体に偽装して活動しています。政治家へのロビー活動もその事業の一環です。これらのビジネスの元手になる資金こそ、日本の信者の犠牲によるものです。もはや宗教団体とはいえず、暴力と威力と詐欺に基づく手段を駆使して経済的利益を追求する反社会的集団という姿が本質であると言えるでしょう。
(中井記)