9月12日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
こどもの礼拝(9:00-9:40)
主日礼拝(10:15-11:45)
・説教者:林副牧師
・説教題:「過ちは人の常、赦すは神の業」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝へのご出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は奏楽を聴くのみで歌詞を味わい黙想して下さい。
・教会備え付けの聖書、讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・礼拝堂の人数制限(80人)を行っており、上限を超えるときには礼拝中継を実施しているキリスト会館へとご案内しています。ご了承ください。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
2021/9/5
2020年1月末頃のダイヤモンドプリンセス号クラスター事件以降、日本でも新型コロナ感染症を「我が事」として捉えるようになりました。まもなくアルコール消毒液と不織布マスクが店頭から消え、どうやっても手に入らない状況に陥りました。私たちもマスクで防御できない不安を持ちましたが、たちまち日常的にマスクを使用している診療所や病院がマスク不足に困窮してしまいました。この時期、私は、いろんな方面から「マスクが手に入ったから必要とする人に配ってもらえませんか」と声をかけていただきました。我先にと資源を貪るニュースを側で聞きつつも、一方では危険を背負い込みながら他者の生命を気遣うやさしい方々との出会いに恵まれました。倉敷教会においても「我が事」にとどまるのではなく、この我が痛みから想像しうる「他者の事」を大事と捉えて行動する方々がおられました。「このマスクを必要な人に渡してください」、「私たちは、(私たちの関わる方々の)暮らしをなんとしても守り続けたいと思っています」との言葉は歴史に刻まれるものとなるでしょう。この時期、私は「主イエスが開始した神の国は、ここに生きています!」と叫びたくなるような感動をいただいた事が何度もありました。(中井記)