10月10日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
こどもの礼拝(9:00-9:40)
主日礼拝(10:15-11:45)
・説教者:中井牧師
・説教題:「我らの負えぬくびきを、なぜ、人に負わせるのか」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝へのご出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は奏楽を聴くのみで歌詞を味わい黙想して下さい。
・教会備え付けの聖書、讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・礼拝堂の人数制限(80人)を行っており、上限を超えるときには礼拝中継を実施しているキリスト会館へとご案内しています。ご了承ください。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
2021/10/3
倉敷教会は、様々な会議体を持っています。ある時、会議メンバーの方から欠席のお断りを頂きました。職場の若者がワクチン接種の翌日にあたり副反応の不安を仰るので、その代わりに自分が出勤することにいたしました、との理由をお伝えくださいました。私は、確かに教会の会議は大切だけれども、その瞬間に他者への犠牲的愛の実践に生きようとされた、この方の判断に感心いたしました。先日、哲学者の中島哲史さんが思想家丸山眞男の意見をこのように引用していました。「オウム真理教事件に触れて「私(丸山)は全然驚かなかった。戦前は日本全体がオウム真理教のようなものだったから。外部では全く通用しない論理が、内部では絶対的真理になってしまう。日本には外部がないのだ」」。私はキリスト教会も含めて、共同体の「内部の論理」と共同体が接する世界とのあいだで構築する「外部の論理」との差異につねに関心を持ち続け、神の歴史において「生きた判断」を祈りながら求めていきたいと願っています。(中井記)