11月7日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
こどもの礼拝(9:00-9:40)
主日礼拝(10:15-11:45)
・説教者:中井牧師
・説教題:「くすしき御恵み」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝へのご出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は奏楽を聴くのみで歌詞を味わい黙想して下さい。
・教会備え付けの聖書、讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・礼拝堂の人数制限(80人)を行っており、上限を超えるときには礼拝中継を実施しているキリスト会館へとご案内しています。ご了承ください。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
2021/10/31
今から約100年前、世界的な流行性感冒(所謂スペイン風邪)が社会を席巻していました。日本での影響は1918年中頃から現れてきます。この時期のキリスト教会の記録には、じつは流行性感冒について触れられたものが多くありません。その理由としては、教会生活の中でできることは、せいぜい手洗い、マスク着用、換気などの呼び掛けに留まったからです。災害対応などのように教会で実施できる活動が、流行性感冒にはほとんどありませんでした。またその後発生した1923年の関東大震災は社会の「景色」を大きく打ち砕いてしまいましたが、流行性感冒は「景色」を変えることはなかったということも一因であると言われています。感染症は「静かに」絶え間なく社会に影響し続けたのでしょう。しかし、現代においては様々なメディアを通して現場のレポートが聞こえてくるのであり、そこには「確かな悲鳴」があります。(中井記)