6月25日 礼拝のお知らせ
礼拝のおしらせ
こどもの礼拝(9:00-9:40)
主日礼拝(10:15-11:15)
・説教者:中井牧師
・説教題:「たゆまぬ執り成し」
※新型コロナウィルス感染症への対応
・礼拝堂・会館などに出入りする際には手指消毒を徹底してください。
・礼拝出席はマスクの着用をお願いします。
・体調の優れない方は出席をお控えください。
・讃美歌は小さな声で歌ってください。
・教会備付の聖書と讃美歌は使用しません。
・礼拝堂の換気をしています。
・会館2階でも礼拝中継を実施しています。
Youtube と Facebook で礼拝を配信しています。
—牧師コラム「麦嵐-bakuran-」—
6月14日(水)の山陽新聞に松本義信さんが熱中症予防の専門家としてのアドバイスを語っておられる記事が掲載されています。汗をかきやすい夏には、水分を多く含んだ食材をえらぶことが大切であり、食欲の落ちるときにはそうめんなど喉ごしのよい麺類を食べたくもなるが、そこに野菜などを加え具だくさんにしてバランスする。しっかり食べて飲んで暑い夏を乗り切りましょう、と語りかけてくださっています。記事の中で松本さんが「渇きに鈍感になっていることを自覚」して、事前の水分補給をしてほしいとおっしゃっていました。これは信仰においてもその通りだと気づかされました。自分が渇いていることに気づかずに、無理を重ねて、無自覚につらい思いをしている場合があるのではないだろうか。いま私の精神は潤っている状態にあるだろうか。自分の魂の湿度は何%だろうか。人間の渇きへの自覚というものが、心と体と魂についても基本的には鈍感であるものとして観察したとき、ずいぶんと不必要にダメージを積み重ねているのではないだろうか。「渇いている人はだれでも私のもとに来て飲みなさい」とおっしゃったイエスの言葉は、だれもが当たり前のこととして無自覚になった魂の乾燥状態を気にかけた主の招きの言葉、端から見ればまだまだ行けるだろうと無鉄砲に歩み続ける人間に向けた、魂にも熱中症があるんだから自分の胸の奥にある泉の水量を測ってご覧なさいという神からの配慮の言葉として聞こえてきます。主日の朝、教会で過ごす時間が、渾々と湧く泉のような時間であり、魂の夏バテに負けない命の食卓のような時間となってほしいと願います。(中井記)